自然周期治療について

自然周期は成績が悪いのか?

「自然周期では成功率が低い」こういった意見を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?実際に医師の中でも自然周期での治療は成功率が低いという人がいるようです。

それは果たして本当でしょうか?

東洋経済(健康)日本の不妊治療が妊娠しにくい根本的な理由

成功率が低いと言われる要因は次の2点にあるようです。

  • 自然周期の場合、薬で排卵を止めないため自然排卵が起こり、キャンセルとなってしまう。
  • 1回の採卵で取れる卵子が、少ないため出産につながる確率が低い。

当院では、この2点が成功率を下げる要因だとは考えておりません。

自然排卵によるキャンセルを防ぐために

排卵を抑制させる薬剤を使用していないため「自然排卵」のリスクは高くなります。当院では、土日・祝祭日の診察を行なっており(指定患者のみ) 自然排卵が起こってしまいそうであれば緊急採卵が行えるよう体制を整えています。

卵子の数は妊娠率に作用しない

薬を使えば、採卵できる卵子の数も多くなるでしょう。

ただ、卵子の数が妊娠率に直結するのでしょうか?

我々は、そうは思いません。なぜなら、着床に大切なことは、「質のいい卵子」を「質のいい子宮内膜に同調させてあげる事」が大切だと考えているからです。つまり、どれだけ卵子を多く採ったところで、質が悪い卵子だと着床する確率は下がるのです。反対に、1つの卵子しか採れなくても、その1つの卵子の質が良ければ着床する確率はあがるということです。

からだに優しいやり方は効果を生まないのか?

当院では、ママになった後のことも考え、「自然妊娠」をお手本とした、体に優しい治療を行っております。その結果が以下の通りです。

全体の成績(2019年1月開院~2021年9月までの期間)

問題点は本当に「自然周期」でしょうか?

我々は「自然周期の治療法」ではなく、別の問題点があると考えます。

さて、自然周期の成功率が悪いという先生の施設は・・・

  • 「土日・祝祭日」の診療は行っているのでしょうか?
  • 「緊急採卵」が行える体制は取れているのでしょうか?
  • そもそも、診療する医師が本当に「LH(排卵を起こさせる信号)サージ」を読むチカラがあるのでしょうか?

患者様の通院への協力に加え、的確な診察・最善の 診療体制こそがとても重要なことだと思います。

当院の考えとして

上記の妊娠成績をご覧いただくと、患者様の通院への協力や、医師をはじめ、スタッフの努力次第で、「自然周期」による治療法で妊娠することができると思いませんか?

我々は、患者様がママになるため、また、ママになった後、元気に子育てをするための努力を惜しみません。十分な成績を出すことができるのであれば、必要以上に「身体へのストレスや時間」、そして「経済的にも負担」を大きくする必要はないと考えています。

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